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加工担当 貞野 貴子さん

--------- 貞野さんがアワガミに入ったきっかけはなんでしたか?
貞野さん 20年ほど前に近所の人の紹介で入社しました。
最初その人が「こんなのを作っている会社が町内にあるんでよ」と言って
富士製紙の商品を見せてくれたんよ。
それを見て「わあ!きれい!」と思って感動ししました。
手芸とか手を動かしてモノを作るのが好きなので、
「 そういう仕事、私もしたい〜っ!」と思ったのが、きっかけです。

--------- 和紙を作っていて楽しいと思うのはどんな時ですか?
貞野さん もうとにかく和紙が好きやけん、仕事がすごく楽しい。
夜寝ていても作りたいものや工夫したい事が頭にぱーっと浮かんできて、
起きてきて試作を作ってみたりすることもあるんよ。
作っている 商品全部が好きだし、まだまだやってみたいと思う事がたくさんあるなあ。

加工 貞野 貴子さん

--------- 反対に、大変だと思うのはどんなことですか?
貞野さん いろんな方向から別々な事を言われる時かなあ。
でも基本的に前向きなので、自分の中で順番をつけて順々に答えていくしかないと思うとるけどね。
前に向かって進んでいってたら、なんとか仕事は形になっていくものだと思ってます。

加工 貞野 貴子さん

--------- 今迄で一番思い出深い事を教えてください。
貞野さん 夜中徹夜して特注品を作ったことかな。
レターセットとか某銀行の特注品とか。
工場に11時、12時まで残ってやったこともあるんでよ。
とにかく家に帰っても仕事の事を考えよるけん、
こんなに続けていられるのは家族のサポートもあったと思うなあ。
お父さんが「こういうふうにしたらいいんちゃうん?」と言って意見くれたこともあったねえ。
--------- どのように和紙を使ってもらいたいですか?
貞野さん 加工品の場合、使う目的がはっきり決まっとるけんなあ。
セットに組んでいる紙だったらちぎり絵や折り紙に使われると思うけど、
それでステキな作品を作ってくれたらと思います。

加工 貞野 貴子さん