アメリカはニュージャージー州より、2名の女性アーティストが製作のため和紙会館に滞在します。お二人は2年前、十数名のアーティストとともに別のプログラムでアワガミへ来て研修を行いました。そしてもう一度アワガミへ来て作品を作りたいと熱望され、今回ビジティングアーティストとして5月8日から31日まで滞在する運びとなりました。
★アン・マッケオンさんは紙漉きを専門とするアーティスト。紙やワイヤーなど、様々な材料を使って平面や立体など多様な制作をします。今回の滞在では、持参のシリコン型と和紙を融合させた立体の作品などを作りたいと考えているようです。レクチャーでは、ニュージャージー州のルドガー大学にあるブロドスキーセンターで長年行われている、手漉紙とアーティストのコラボレーションについて、スライドをお見せしながらお話します。
★イブ・インガルスさんは造形彫刻の作家。紙はもちろん、金属や木など使って、顔料で染めたりしながら作品を作ります。今回は、薄い楮の紙を漉き、何層にも重ねて立体に仕上げるものを考えています。レクチャーでは、新技術の進歩がめまぐるしい今日、紙漉きにどのような可能性が秘められているかをスライド画像とともにお話したいと思います。
お二人とも、時間が許す限り様々なことにチャレンジしたいと意欲満々です。滞在中、2階展示室に数点、お持ちいただいた作品を展示いたします。アンさんはリソグラフ、イブさんは立体の作品の予定です。こちらも、是非ご覧ください