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銅版画集をA.I.J.P.で作る
『A.I.J.P.(アワガミ・インクジェットペーパー)』のサンプラーをご希望された方へ、使用後のご感想などのアンケートをお願いしていたところ、中村さんより、「何かのご参考になれば…」と、プリントしたものとアンケートに、丁寧なお手紙を付けて回答して下さいました。
ぜひ、当ホームページにて紹介させていただきたい、とお願いしましたところ、「取りたてて記すほどの、実績・活動歴もありませんので、一試用者の声というような形で、掲載していただけるようでしたら…」とお受けいただきました。
「プリント結果が、想像以上だったものですから、いろいろな可能性が一遍に現前しまして、有頂天になり、ついつい拙い意見と拙い画像を、ご高覧に供してしまいました。」と、こちらこそ有頂天になりそうなくらい嬉しいお言葉をいただきました。
A.I.J.P.を試してみようと思ったきっかけは、「私家版のちいさな銅版画集を、インクジェットプリンターでつくろうと思い、用紙を探しておりました。『A.I.J.P.サンプラー』に、スキャンした銅版画をプリントアウトしてみたところ、とくに背景などのマチエールも上手く再現できているように思われまして、量販店で手に入る用紙とのあまりの違いにたいへん驚きました。目指していた用紙に巡り逢えまして、私家版実現に一歩近付きました。」とのこと。
銅版画集づくりに少しでもお役に立てましたら、大変嬉しく思います。ご協力本当に有り難うございました。

以下は、中村さんにお答えいただいたアンケートです。
- プリンターの機種、及びインクの種類は?
印刷に使ったプリンタはエプソンPX-V700で、印刷モードはスーパーファインです。
- 「2DCG」と「3DCG」ですが、これは実際に手で描かれたものをスキャンしてコンピューター上で何らかの加筆を行ったものでしょうか?
「2DCG」はPainter 4 というソフトを使いまして、マウスの代わりにペン入力のタブレットを用いての描画です。
「3DCG」はiShade 2 というソフトを用いて、一部加工処理にPhotoshop 5 を併用しながら作成しております。
いずれもCG製作に際しましては、下書きの段階も含め、スキャンした画像や、既製の素材画像は使わないようにしておりますので、全てパソコンとモニタ上のみでの作業ということになります。
- A.I.J.P.をお使いいただきましたが、仕上がり感はいかがでしたでしょうか?
銅版画ーメゾチントは楮生成厚口にプリントですが、黒の効きが素晴らしく紙の色合いもオリジナル(ハーネミューレ5761)に近いので、版画の雰囲気がうまく出せているようです。(原寸でプリントしています)
「2DCG」も忌部白薄口です。地の色はもう少し薄い青を想定していますので、ソフト側で調整する必要がありそうです。
「3DCG」は忌部白薄口で、肌や衣服の質感に紙肌が相俟っているような気がします。
神奈川県相模原市 中村 高之さま
器用貧房
(中村さんの銅版画やCGを見ることができます。)
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