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和紙の用途・製品

和紙はそのままの色合いで使われるほか、天然染料、合成染料、顔料などによっていろいろな色に染められます。漉く前の原料に染める先染め、紙になったものを染める後染めがあります。

染色和紙

 

和紙の種類

ドーサ引き

ドーサ(ニカワと明磐でつくった溶液)をひいてある紙の事で・ドーサ溶液を直接刷毛で紙に塗布する。

雁皮紙
(がんぴし)

ジンチョウゲ科の落葉潅木の樹皮の繊維で漉かれた紙のこと。雁皮の木は栽培がむずかしいく、全て繊維は野生に生育しているものを使用する。繊維の長さは4〜5mmで三種の繊維に似ている。この繊維は虫害に強く耐久性に優れている。雁皮紙の大きな特徴は、表面が滑らかで書きやすい事である。主な用途:印刷、エッチング・日本画、写経 サンプル 約4x4cm

春木紙
(はるきし)

楮の原料に太い楮の繊維を加え、豊かなテクスチャーのある紙面である。表面は凹凸があり平滑でないため印刷、書道用には向かないが、手工芸晶には良い材料である。紙の名前の由来は人名から取ったものと言われている。サンプル

奉書紙
(ほうしょし)

室町末期(十六世紀)から武家用、さらに公家用として愛用され楮を原料とした純白の和紙。昔の儀式用紙であるところからこの名が出た。紙肌のきめが細かく軟らかくしかも強靭で厚味もあるので、浮世絵版画にもよく使われた。浮世絵版画(錦絵)では丈長(77×52cm)、大広(58x44cm)各奉書のほか大奉書(54×39cm)、中奉書(50×36cm)、小奉書(47x33cm)の各サイズ・形状があった。今日では、奉紙は手漉きと機械漉きがあり、それぞれ厚手と薄手がある

柿渋紙
(かきしぶし)

未熟柿から絞った汁で発酵した液です。紙の表面に直接塗布し、時間を経ると柿渋の赤茶の色は段々濃くになる。溶液の中にタンニン(渋)が入っているので、紙に耐水性が出る。サンプル

皮入り紙

楮の白い原料に楮の黒皮など装飾として入れる紙で、すき模様の一種です。興味深い紙面となります。用途:カード、ラッピング サンプル

楮紙
(こうぞし)

和紙に最もよく使用される繊維です。桑科の木の一種の樹皮から取った繊維で、その長さは15〜20mmです。すき上がった紙は強度に優れ、美しく、しなやかで、楮紙は和紙と同義語にまでなっています。主な用途:障子、公文書、絵画、書道、等

強制紙

この耐水紙はコンニャク糊液によって作られる。このコンニャク引きは紙を強く、柔軟にし、揉む工程にも耐え、特徴のある表面を作ります。この紙は、もみ紙とも呼ばれています。サンプル

三椏
(みつまた)

ジンチョウゲ科の落葉潅木の樹皮から取った繊維です。この名前は各枝がそれぞれ三つに分かれていることから来ています。繊維の長さは4〜5mmで、漉き上がった紙は非常に滑らかで、吸水性に優れ、豊かな光沢があります。主な用途:紙幣、印刷、エッチング、はがき、装飾で、工芸、製本、修復に最も適する紙です。サンプル

仙貸紙
(せんかし)

この厚い楮紙は、主に製本、写経、会計簿に使用されています。油や柿渋で加工されたものは傘、合羽、油布の代用として使われます。

耐水紙

この用語は、耐水加工あるいは、水に対し強化された和紙に使われます。これは紙の製造工程中に耐水性の液を加えるか、漉き上がった後耐水性液を塗布する事です。

典具帳
(てんぐちょう)

紗をはった賛を使って最も細い楮の繊維ですき上がった紙です。非常にしなやかで繊細な紙です。主な用途:タイプ、コピー、高級品の包むため サンプル

雲龍紙
(うんりゅうし)

この紙の表面には楮の太く繊維が沢山浮いています。印刷、書道用としては適さないがコラージ(はり絵、ちぎり絵)、カードやラッピングなどによく使用されます。