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阿波和紙

 

川田川流域
川田川流域と高越山

 阿波和紙の始まりは、今から1300年ほど前のころ、忌部族という朝廷に仕えていた人達が、現在の徳島県麻植郡山川町の地に入り、麻や楮を植えて紙や布の製造を盛んにしたとの記録が古語拾遺(807年)に見られ、以来、忌部族の始祖天日鷲命(あまのひわしのみこと)を紙の始祖神として崇め祭ることにより、その技術が伝承され現在に至っています。
 江戸時代には、阿波藩の藩札や奉書、仙画紙などの御用紙の他、特産の藍を使った藍染和紙により全国にその名が知られ、また明治23年のパリ万国博へ出品されるなど、時代と共に暮らしの中へしっかりと根を下ろし、紙すきの戸数も明治の最盛期には吉野川流域に500個、当時川田川流域に200戸を数えました。
 しかしながら、明治から昭和へ、特に戦後の日本が突き進んだ洋風化の波の中で、日常生活での必需品は洋紙へと移行し、和紙が創り上げてきた伝統的生活文化は、日々の暮らしから切り離されつつあるのが現状といえるでしょう。
 手漉き和紙の伝統、それは郷愁として感じとられるものではなく、また美術工芸品としてのみ観賞されるものでもなく、常に新しく、その時代の息吹きを表現し続けることによって、次の世代へと受け継がれていくものです。
 現代の生活空間に、新鮮な感性をとどける和紙づくりに私たちは思いをこめています。